逆上がり

器械運動には、コツもありますが、ある程度の筋肉(体を操るための)が、例えば逆上がりであれば「腕」と「お腹」の力が必要になります。

1.踏み切る
・踏み切り足は鉄棒より前方
・肘を曲げ、脇を締める(鉄棒に近づき、前腕は地面に対し垂直)

2.蹴り上げる
・頭の方へ蹴り上げる(鉄棒より前方へ蹴っても回転しない)
・肘は曲げたまま(伸びると足が上がらない)

3.踏み切り足も蹴り上げる
・足は鉄棒より頭側を維持(お尻側だと落ちる)
・足を持ち上げる腹筋、浮いた体を引っ張る腕力が必要

4.足を揃えて降ろす
・腰を少し曲げてお腹を軸に足を降ろす(足の重さで起き上がる)
・膝、つま先を伸ばして重心を後ろへ
※ここまでは引っ張る腕力

5.手首を返す
・手首を返して鉄棒を押しながら上体を起こす
※ここからは押す腕力

6.腕支持
・頭からつま先までまっすぐに

7.一連の動作

身長・体重・手の大きさなどは人それぞれ、必要な筋力も人それぞれです。体と筋力が釣り合っていないと、鉄棒と手の摩擦や、支点に掛かる負担が大きくなり、練習が辛くなってくるかもしれません。自身に合った筋力(技をきれいに実施するための筋力)あるいは体格を身に着けましょう。

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